障害児通所支援事業

企業理念・代表挨拶

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企業理念

手をつなぐと、ほっとする。人が好きになる。
そんな会社でありたいです。

 

支援目標

「子どもたちの生活の中心ではないけれどかけがえのない存在になりたい」

 

祐愛を利用される子供たちの生活の中心には家庭があり、学校や園があります。

私たちスタッフは、子供たちの家庭生活や、学校生活・園生活がより豊かになる様なサポートを心掛けています。

そのために、利用される子供たちの生活全体を常に把握するよう、保護者支援、相談支援員との連携、地域との連携を大切にしていきます。

 

運営方針(ICFの考え方に基づく支援)

 

複雑な社会の中で、たとえ障がいがなくても上手に生きていくことは大変な世の中です。

理解できない感覚、、理解されない感覚、、、様々な個性を持った人々の中で上手に折り合いをつけながら、人はみんな生きています。

嫌なことがあっても、苦手な人がいても、それでも社会の中で生きよう、生きていきたい、やってみたい、と思う力は何でしょうか。私は、自分が自分のことを以下2つのように思えるかどうかだと思います。

一つは「やれるじゃん!」です。

「僕って歩ける!」「走るの速い!」「一人で靴が履ける!」「お手伝いができる!」「ママを笑顔にできる!」

人の役に立ったり、自分のできることが増えていくことを、自分自身で実感することが大切です。

成長している自分を実感できた時、人はもっともっと前に進みたいと思うのではないでしょうか。

もう一つは「それでいい」です。

「まだ歩けないけどいい。」

「走るの遅いけどいい。」

「靴が履けないけどいい。」

「好き嫌いがあるけどそれでいい。」

「それでも、いいんだ。」

と思えることもとても大切です。

発達に偏りがあったり、遅れがあるお子さんにとっては、生活の主体である家庭と学校・園生活だけでは、この「やれるじゃん!」「それでいい」の経験が不足してしまう場合があります。そんな時「祐愛(りはくる・ここいる)さんの手を握りにいこう」と思ってもらえるような運営をしていきたいです。利用してくださるみなさんが自分のことを「それでいい」と実感できるように、そして「やれるじゃん!」と実感できるように、私たちができることを常に考えていきたいと思います。

代表挨拶

私が作業療法士免許を取得して働き始めたころ、障がい児の支援は2007年4月の学校教育法の一部改正=「特別支援教育」の施行に向けて大きな変化を迎える準備をしている状況でした。すべての学校において、障がいのある幼児児童生徒の支援をさらに充実していくため、当時勤務していたセンターの先輩も地域の保育園、幼稚園、学校にたくさん出向いていました。先輩が地域の保育士・教員向けの講習会の資料準備をするお手伝いをする中で、私たち作業療法士が学んできた知識や技術が、地域の保育士・教員の先生方の役に立つことを実感しました。作業療法士として、地域と連携しながら子どもたちの生活を支えていくことを経験することができました。

その後、東京から愛知県にきて、碧南市に住む発達に偏りや遅れがある子どもたちの支援の現状を知ることとなりました。当時の碧南市は地域資源は少なく、リハビリが気軽に受けられる状況ではありませんでした。

 

「祐愛のいままで」

祐愛は「保育所等訪問支援」や「碧南市児童発達支援ネットワーク事業」など地域と関わりを持つ事業を、積極的に取り組みました。「碧南市児童発達支援ネットワーク事業」では、①障害児支援に関する研修会、②個別相談、③学校や園、児童クラブや子育て支援センターの巡回支援など、全ての事業が0からの出発でしたが、協力をしてきました。

 同時に、「児童発達支援」「放課後等デイサービス」の通所支援事業では利用を希望される方々の増加に伴い、「ここいる」開設を目指すようになりました。

「祐愛のこれから」

 現在、祐愛は碧南だけでなく、刈谷・高浜・西尾・岐阜など、様々な地域から必要とされる法人になりました。今後も様々な地域と関わりを持ちながら、よりよい支援に向かって、前進します。

日々変化する人々の価値観、社会情勢、子育て環境の中で、様々な支援者がお互いの役割を理解し合いチームになることは、容易ではありません。

それでも、1人、2人、10人、50人、100人、、、とつながることで見つけた幸せ、つながらなければ見つけられなかった効果的な支援が増えていくように、りはくるはこれからも、初心を忘れず、様々な人々との関わりの中で自分たちの役割を見いだし子どもたちの成長と真摯に向き合う存在でありたいです。

↑大学時代の恩師の言葉。私を支える大切な言葉。

「なぜ、営利法人なのか」

法人の立ち上げが容易だったから。当時、私が営利法人を選択した1番の理由です。私は「早く」周りにいる子どもたちを必要な支援につなげたかったのです。

ただ、その後私はこの「営利法人」という言葉に悩まされ始めました。社会福祉の中で、営利法人の「経営」を成り立たせようと考えている自分は、働き始めた頃の「志」を諦めていることになるのか。私は変わってしまったのか・・・。悩んだ末に大学院に入学することを決めたのですが、そこで出会い、学び、今は自分の中で答えがでました。

 

 

大切なものを見失ったわけじゃない。

このままで大丈夫。

 

理由は3つあります。 ①自由度が高い企業形態なので良いと思ったことを自由な発想で考えやすい。②祐愛は障害児支援に関する事業を実施している法人であり、社会福祉事業の達成のために経営ができている(会計情報も公開している)③非営利法人に比べると営利法人は助成等を得る機会が少ないです。一見すると厳しい環境ですが、この環境だからこそ、より利用者のニーズに敏感になり地域が求めているサービスを発見できると言われています。

これってとても魅力的で大切なことです。

一方で、非営利法人は助成を得やすい環境であるため、自治体や非営利法人は需要の少ない分野への支援を行うなど営利法人がサービス提供することを困難とする分野で問題解決型組織として活動を展開できるので、それもまた魅力的なことだと思います。

社会福祉を真剣に考えている組織なのかどうか、それは結局、法人形態だけでは判断できず、中身をしっかり見なくては分からないということなのです。

社会福祉を様々な経営主体で支えるというのは、地域福祉の活性化に有効です。

合同会社祐愛はまだまだ始まったばかりです。今の祐愛だからできることに取り組みながら、これから私たちに求められることと向き合い、育っていく会社であり続けたい・・・そう思っています。

 

プロフィール

 

1980年 大阪府生まれ

2003年 茨城県立医療大学 作業療法学科 卒業

2003年 神奈川リハビリテーションセンター 勤務

2004年 西多摩療育支援センター 勤務

2009年 星城大学 勤務(この頃から碧南市にじの学園に携わる)

2011年 フリーランスとして碧南、刈谷、西尾、高浜、名古屋、東海、八百津町等で作業療法士として勤務

2015年 合同会社祐愛 設立

2023年

名古屋市立大学大学院経済学研究科経営学専攻博士前期課程修了

名古屋市立大学大学院経済学研究科医療経済マネジメントコース修了

 

 

講師歴一例
碧南市保育士研修
愛知県作業療法学会 教育セミナー
八百津町・坂祝町保育士研修
西尾市障害児保育担当会
碧南市 教育講演会
刈谷市 各園・小中学校 いじめ・不登校対策カウンセリング研修会
星城大学 地域作業療法学 特別講師
社会福祉法人 ぬくもり福祉会 研修講師
刈谷市保育園・幼児園会計年度任用職員研修会講師
児童発達支援センター ひかりっこ 研修講師
資格・免許等
2003年 作業療法士免許取得(作業療法士名簿登録番号 第30662号)
2004年 JMAP検査法取得
2005年 インテリキートレーナー養成講座受講
2006年 ボードメーカーwithスピーキングダイナミカリープロ養成講座受講
2006年 感覚統合認定講習会Aコース修了
2007年 感覚統合認定講習会Bコース修了
2019年 令和元年度相談支援従事者研修(2日課程)修了
2022年 臨床実習指導者講習会修了
2023年 令和4年度児童発達支援管理責任者研修(実践研修)修了

令和4年度サービス管理責任者研修(実践研修)修了

 

 

 

 

 

 

 

論文
2011年 電動車椅子操作獲得により校内散歩が可能となった脳性麻痺時に対する作業療法介入の一考察
(茨城県立病院医学雑誌 第27巻2号・第28巻第1号)
2012年 通常学級で学ぶアテトーゼ型脳性麻痺児を学校コンサルテーションへ導くことにより、学習可能性を拡大させた一例
(作業療法 第31巻第5号)

 

 

学会発表
2012年 第46回日本作業療法学会(大阪)
保育士との協働により遊びの広がりと食事動作向上に至った児童発達支援センターに通う自閉症児の一事例
2016年 第50回日本作業療法学会(札幌)
A市における保育所等訪問支援事業の現状と課題
2018年 第52回日本作業療法学会(名古屋)
他職種連携により円滑に就学できた自閉症スペクトラム症の一事例
2020年 第54回日本作業療法学会(WEB開催)                                            巡回支援から保育所等訪問支援につなげることにより、感情のコントロールができるようになった注意欠陥・多動性障害児の一事例
2024年 第58回日本作業療法学会(札幌)                                               個別の教育支援計画につながる保育所等訪問支援事業を目指す取り組み

 

 

 

その他
知立市障害者総合支援認定審査会委員
中部大学生命健康科学部臨床教授 (作業療法学科)
日本作業療法士協会 学会演題審査委員
碧南市地域自立支援協議会委員 こども部会部会長(H29.11~R5.3)
碧南市ICF情報把握・共有システムを使った発達支援普及推進委員(R2.4~R4.3)

 

 

 

 

お気軽にお問い合わせください TEL りはくる:0566-93-1351 ここいる:0566-95-3868

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