こんにちは、作業療法士の安藤です!今日は私の好きな本の紹介をしたいと思います。

ミヒャエル・エンデの『モモ』という作品です。

この本の主人公はモモという少女で、彼女は何も持っていないけれど、相手の話をじっくりと聞く力があります。その力が物語の中心になって、周りの人々との関わりを深めていきます。

『モモ』の中で印象的なキャラクターは、時間泥棒と呼ばれるグレイマンたちです。彼らは、人々に時間を節約させようとしますが、その結果、人々は効率を追い求めるあまり、本当に大切なものを見失ってしまいます。この部分は、どこか現代の目まぐるしい生活とも重なるところがあるかもしれません。

エンデはこの物語の中で、時間の使い方が私たちの生き方にどれほど影響するかを伝えようとしています。日々の忙しさに追われ「時間って何だろう?」と思うとき、この本を手に取ってみると何か感じるものがあるかもしれません。

Follow me!