こんにちは、作業療法士の安藤です。

りはくる、ここいるに来るお子さんが、キーボード演奏に夢中になったり、言葉が出にくくても鼻歌を上手に口ずさんだり、音と遊ぶ光景をよく目にします。その度に、私は音楽の持つ力、そして、その子の中にある音を求める力の強さに気づかされます。

色々な遊びに関心が向きにくくても、鍵盤を押して音が流れた途端、もうキーボードを手放せなくなる子。そういう姿を見て、人には音を聴きたい、奏でたい欲求が生まれながらに備わっているのだなと感じます。

私自身、音楽が大好きで、子どもの頃からピアノや作曲をしてきました。しかし、長年、耳を酷使したせいか、数年前から慢性的な耳鳴りに悩まされています。一時期は、音楽を聴くのもピアノに触れるのも嫌になってしまいました。

そんな中、純粋に音楽とたわむれる子たちの姿は、「音楽ってこんなに楽しいものなんだよ、心を動かされるものなんだよ」と、無垢な視点から伝えてくれるようです。その音に耳を澄ませていると、もう一度、音楽に触れてみたいという気持ちが湧いてきます。

そんな子どもたちに感謝しつつ、作曲した中から、りはくる、ここいるの雰囲気に合いそうなものを載せます。お聴きいただけると嬉しいです。

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