小幡です
今、祐愛には作業療法士になるお勉強をするために
2名の臨床実習生が2か月間毎日きてくれています
検査手法の練習
検査をする方の気持ち と 検査される方の気持ち
お子さんの作業療法は、
評価?介入?遊び(活動)?・・・
すべてを同時に行います
今日は評価だから子どもたちは大変だよね・・・という考え方はしません。わくわくしながら取り組みます。
今日は楽しく遊ぶことが目的だから評価はしないよ・・・という日もありません。
だから、準備が大切です
今何を目指す?
目的をどう絞る?
どこを核と考える?
(↑岡田先生の言葉)
考えると頭がこんがらがってきます
だって、そう
人間なんてそんな簡単に説明できない
複合的に絡み合っていますよね
(↑実習生さんの言葉)
複合的に絡み合っているからこそ、絶対に解決の糸口がどこかにあるはずなんです
だから考えます
生活全体を見据えたり、その子やそのご家族が何を望み、どう生きていきたいと思っているのか、
それと、
作業療法士が評価する、その子が機能的に抱えている苦手さとの関連性・・・
そこに、
環境やその子の強みを織り交ぜて考えると支援が見えてきます
1人1人、目的とすること、核となるところは異なります
あの子とあの子は似ているようで似ていない
良い支援が分かるようで分からない
常に謙虚に考える姿勢が支援者には欠かせません
人の育ちは複雑だから・・・
結局どこまでいっても仮説・・・
ただ、
作業療法士がたてる仮説は医学的根拠に基づいている
根拠に基づきながら変化を導くのが作業療法士
多職種で支援する祐愛では、普段の活動に根拠ある介入を織り交ぜていくことを目指しています
大切なのはEBM
経験年数が増えると、分かった気になりそうな自分がいて時々ドキッとします
なんでその子にその支援が必要なの?
なんでこうするとうまくいくの?
それに答えていくのが作業療法士
実習のバイザーをする経験は、人を支援するお仕事の基本的な姿勢を思い出させてくれます
目の前にいるお子さんは、過去に出会った別のお子さんとは違う
丁寧に評価すること、丁寧に人をみること、丁寧に仕事することの大切さ
今年もまた思い出すことができました
実習生さん、ここいるに実習にきてくれてありがとう
ご協力いただいている保護者の方、お子さま、ありがとうございます
実習生と行った丁寧な評価をここいるの生活につなげていきます!!!
おまけ
祐愛には作業療法士だけでなく、様々な素敵な資格を持ったスタッフがたくさんいます
ぜひ、お気軽に声をかけてみてください
「先生はどんな視点で人を見ているの?」って。
みんないろんな視点で見ています
同じ活動を違う視点で見るって、難しいけど、素敵なこと
祐愛は、多職種の専門性が活かされながら支援できる方法を常に模索しています!!
おしまい