りはくる小幡です
りはくるに来ている実習生さん、今週が担当になったお子さんの最後のリハビリでした
お子さんは、実習生さんが心を込めて作った手作りのマグネットを貼ることが楽しくて。。。
そんなお子さんを見て、実習生さんはうれしくて。。。
この2ヶ月で、この二人には強い絆ができました。
「次はなにやるの?」と課題がひとつ終わるごとに、お子さんは実習生さんに問いかけます。
「この人は僕の楽しいことを提案してくれる。しかも、やると、なんだかちょっとできる自分を感じる。僕ってかっこいい。快感!!!」
お子さんの心を言葉に表すとこんな感じでしょうか(*^^*)
最後の日、でんぐり返しをやろうとしないお子さんを、、、実習生さんは誘いたくて、、、考えました。
バランスボールを利用してぐるっと回る感覚を体験してもらったり
手の支えをいろんな遊びで経験したり
①実習生手作り電車
②かえるとび
そんなこんなで、、、でんぐり返しに必要な力を分割で経験していくと、、、
最後
やってくれました
まだ手の支えもぐにゃっとしちゃったけど、
ずっとやろうとしなかったでんぐり返しを、
やってみたんです!!!
その姿に感動です!!!
2人とも、よくやったね。
最後に挨拶をして、おしまい。
実習も、おしまい。
2人で過ごすリハビリの時間は終わっちゃうけど、お子さんも、実習生さんも、これから先、それぞれの道が続いていきます。楽しく、頑張ろうね。
子どものリハビリは、医学的根拠に基づいて用意した活動というだけでは成り立ちません。
大人だったら、その根拠を説明すれば「ほう。なるほど。」と、やる気になってくれる方も多いでしょう。
しかし、子どものリハビリは、医学的根拠に基づいた活動を見つけてからが勝負です。それを、どう子どもたちの遊び(子どもにとっての目的)と合流させるか。。。設定を考えたり、方法を考えたり、声かけを工夫してみたり、、、
そこに、支援者のカラーが出てくるのです。
子どものカラーと支援者のカラーが混ざったら。
どんな色になるのかな。そんな風に見ていると、りはくるっていろんな色があっていいなと思います。
混ぜすぎちゃうと汚い色になっちゃうから、カラーを大事にしていきます。
おわり。