小幡です。
先日、「親子の会」の研修会講師の依頼を受けて、
2時間、リモート研修の講師をしました。
私は講師のお仕事をするとき、参加者の方と一緒に作り上げることを大切にしますが、
これは、リモートでも可能です。
今回も、保護者の方々とともに作り上げた研修会はとても有意義なものになりました。
自分自身がリモート講義を受ける機会が多く、リモートで講師もやってみたいなと思っていたところ、
お声がけいただけたのは、本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。
さて、約10年前に読んだ論文の紹介です(英語が得意じゃないので、落書きがいっぱいです涙)。
手を握ったときと、何も握らない時の、電気ショックによる恐怖の影響を比較した研究です。
結果
①誰かと手を握った方が、恐怖を感じにくかった。
②関係の良い夫婦の方が(夫婦感のクオリティが高い方が)、恐怖を感じにくかった。
つまり、心の状態は、一緒にいる人に影響されるということです。
私たちは、人と関わる仕事をしています。
子どもたちの問題を子どもだけの問題としてとらえないようにしたいです。
自分たちの存在が、子どもたちの心にいい影響を及ぼしているか考えて、日々お仕事をしていきたいです。
私たちは、人と関わりながら生きています。
手を取り合うことで、恐怖が減ります。
コロナがいなくなるまでは、気軽に手を握り合うことができないかもしれませんが、
身近にいる人と、たまには手をゆっくり握ってみるのもいいですね。
おしまい。