こんにちは、りはくるの浅井です。
日中、本当に暖かくなり、桜のつぼみも色づいてきましたね。まだ寒暖差はありますので、みなさんも体調には充分、お気をつけください。
さて、今日はひとつ、コミュニケーションについてのコラムを紹介します。
みなさんは『メラビアンの法則』ということばを聞いたことがありますか?
人の第一印象は初めて会った時の3〜5秒で決まり、またその情報のほとんどを「視覚情報」から得ていると言う概念です。
お子さんは、話す大人のことばだけでなく、相手の表情・ジェスチャー、声の抑揚や口調からたくさんの視覚情報を得て、相手のことを見て、感じています。
『コミュニケーション=ことば』と考えてしまいがちですが、ことば以外の身体表現が大半を占めていることが分かります。
(ことば7%、声の抑揚・口調38%、ジェスチャー・表情55%)
私達も、視覚でそんなたくさんの情報を得ている思うと、驚きますね。
ことばが通じなくても、ジェスチャーに視線や顔の表情、口調や声のトーンもコミュニケーションの重要な役割を担っているのです。
なので、お子さんと接するときは、表情豊かに大きな身振りを交えながら、「ここはゆっくり優しく」「今回ははっきりと」など声の調子を変えながらお話しすると、より伝わりやすいでしょう。にこやかにお話しができると、お互い嬉しいですよね。
ちなみに、私は、小学生の頃、家族で沖縄旅行に行ったとき、ある市場で地元のお婆ちゃんに、怒られたことがあります。そのお婆ちゃんは表情が険しく、ずっと早口で私に向かってまくし立てていました。もちろん方言が強く、そのお婆ちゃんのことばは一言も分かりませんでした。ただ、怒っていることだけは分かりました。確かに、ことばが通じなくても、『伝わるもの』はありますね…笑
りはくるの通うお子さんとは、日々の活動を通して「頑張ったね!」「すごいじゃん」「やってみよう」という思いが伝わるような支援をしていきたいなと思います。