小幡です
夏休み後半戦です
みなさま、どのような夏をお過ごしでしょうか
私は、今年の夏はたくさんの研修会の講師をさせていただいています
地域でお仕事するときは
自分が「メインの支援者」ではないことを常に心に留めるようにしています
メインの支援者でないからこそ
地域の役に立つ自分の専門性をしっかりと持たなくては
地域に役立ててもらうために磨くべき自分の専門性は何か
常に自分に問い続けるようにしています
7月
作業療法学科の大学生が実習に来てくれました
お昼休み
「なんで作業療法士になりたいと思ったの?」という私の質問から
小さな時から柔道をしていると教えてもらいました。
「柔道って私にもできるのかな。でもまずは鍛えないとね。」と私が言うと
「柔道は力じゃないんです」と学生さん
この言葉、聞いたことがありました
神奈川リハビリテーションで働いていた頃、
確か
始業前に定期的に開催されていた勉強会だったと思います
古武術を理学療法士&作業療法士で勉強していました
その時に聞いた言葉でした
起居、移乗、移動、食事、、、、リハビリではたくさんの身体的な誘導や介助をします
時には自分より体格の大きな方に関わることもあります
「力じゃない」
1年目、古武術勉強会や実際の臨床場面で育ててもらった自分を懐かしく思い出しました
学生さんが「いいよ」って言ってくれたので教えてもらいました
背負い投げ
ほんとにできるのかな・・・

お願いして、投げてもらいました
できるイメージが持てていない時
「まずは自分がやる方じゃなくてされる側を体験したい」
そう感じることがあると思います。
例えば「絵本の読み聞かせ」
本当は聞く側なのに読む(先生)側に行きたがる子
中には、こういう状況の子もいるのかも・・・・!?
できる人にとっては簡単なことかもしれないけれど
本人にとって難しいことがあるなら
その人のペースを理解できる支援者でありたいと
改めて思いました。

やってみようとしたけど、やっぱりできない
この時の学生さん=ニコニコ
「なんで笑っているの?」と私。
できるイメージが持てていないと
あまり関係のない周りの表情や仕草に敏感になるのはみんな同じ
気にしなくてもいいことを気にしちゃう子ってこういう状況!?
「気にしないで自分のことに集中して」というアドバイスは
役に立たない
だって、
自分のどこをどうやって気にすればいいのか分からないから。

もう一回投げてもらって体感
私の気のすむようにリクエストに応じてくれる学生さん(感謝)

私に教えてくれながら、
「そうか、私がもうちょっと飛べばいいのかな」と学生さん
これ、、、ICFです!
私の心身機能を評価して私にできそうなことをアドバイスしながら、
「私にとっての環境」である学生さん自身ができることも一緒に考えてくれました
「機能向上に向けた取り組み」と「環境調整」の両面から働きかけてもらったから

できた時の達成感!
ICFは、「機能向上に向けた取り組み」と「環境調整」
どっちかだけじゃ成り立ちません。
両方の相互作用をきちんと評価することで
対象者の「達成感」につながります。
祐愛では、たくさんの専門職が協力しながら
この
「機能向上に向けた取り組み」=「やれるじゃん」
と
「環境調整」=「それでいい」
を実現するために取り組んでいます。
自分自身の成長を子どもたち自身が実感できるために
機能面の評価が役に立ちます。

実習お疲れさまでした。
また来てね。
おしまい。
