保育士 岩城です。
りはくる-ここいるも冬休みに入りました。
「新年の神様をお迎えするために、大掃除をします。」
とお話をし、床の雑巾がけ、おもちゃ水拭き、そして、ここいるでは草取りもしましたね。
「パワーーーー❗️」
と草を根っこから抜いてくれていた男子4人の力強さに感心しました。
今回は絵本の紹介をしますね。
絵本、といってもこれはちょっと大人向けかもしれません。
ヨシタケシンスケという作家です。
私は先日松坂屋美術館で原画展にいってきました。
『りんごかもしれない』
という絵本でこの作家さん知りました。
机に置かれた物は…りんご?裏からみたらメカかも…いや…りんごと見せかけて…と少年の想像がどんどん膨らんでいきます。
りんご一つをこんなにいろんな角度からみて、そんなはずないだろ~という発想までいき、でも結局やっぱりりんごなんです。
でもね、これを人に例えると、こんな人かも、でも、こんな面もあるし、こんなこと考えてるかも…と、いろいろな所をみて、想像して、全部ひっくるめて、みんな同じ人間なんだ~って置き換えることができました。
ヨシタケシンスケさんはとってもナイーブなおじさんで、原画はとても小さく、拡大されていないと見えないくらい。
他人に見られたらすぐ手で隠せるサイズなんだそう。
基本コンセプトは、
『かもしれない、そうじゃないかもしれない』
別に、断言したわけじゃないから、僕はね、ぼくはそうかもしれないって言ってるだけだよ~😁と、落としてくるところがクスッと笑えます。
絵はとっても、かわいくてストーリーも楽しいのですが、色のチョイスが絶望的にセンスがないらしく、着色は他の人がやっています。苦手なことは、得意な人に任せましょ❗️
得意なこと、好きこと、手のひらの中でこっそり書いていたイラストもある日突然日の光を浴びることだってあるんですね。
展示の最後におみくじ…
そうかもしれないです、私(笑)
来年も素敵な一年になりますように。
ちちんぷいぷい!
おしまい