りはくる小幡です。
昨日のりはくるの様子。
「かざぐるま」とつぶやいた男の子の言葉をキャッチして、作り方を調べている作業療法士。
子どもたちの発する言葉を拾い、信頼関係を作ることが効果的な支援に繋がる。。。
りはくるスタッフはそれが大切なことをみんな知っています。
次は、男の子。
運んでいた積み木を落としてしまった時「ふぅ~」と言った後、片付けています。
思いがけない状況も、ぱっと見通しをつけて新たな状況を解釈し、行動を切り替える。
こんな些細な一面の中でも脳は育っていきます。
この積み木、パコッとはめながら片付けるので片付けのゴールが見通しつきやすくていいです。
さて、りはくるは様々な研修会の講師を引き受けています。昨日は言語聴覚士が7月に講演する内容について話し合いました。その中で、私が「へぇー」と、思わず何回も試してしまったことがあります。
①「さ」と言うとき私たちは上顎に舌を近づけますがくっつけません。
②「た」と言うとき私たちは上顎に舌をくっつけます。
この微妙な舌使いの差で「さ行」と「た行」は成り立っているのです。
「さ行」が「た行」になっちゃうお子さんが多いことに納得です。だって、舌を上顎に近づけるけどくっつけないなんて微妙な調整です。
、、、舌が上顎の、、、そこまできたら、、、上顎に、、、くっつけちゃいます!!
よく考えると、当たり前にできている動作も、高度な機能の元、完成されている。そんなことを改めて実感できた時間となりました。勉強になりました。
りはくるではただ話す練習をするだけではなく、このような裏付けられた原因を理解しながら、様々な手段を用いて支援を考えていきます。
おわり。